片品村役場

駆除した外来植物(オオキンケイギク)で「草木染め」体験を開催しました

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尾瀬かたしなゼロカーボンパーク実行委員会の活動として、片品山岳ガイド協会様にご協力をいただき、駆除した外来植物(オオキンケイギク)を使った「草木染め」体験を6月30日(日)に開催いたしました。片品村には貴重な自然の宝庫である尾瀬国立公園や日光国立公園がありますが、人の往来とともに外来植物の種が運ばれ、片品村でもオオキンケイギクの分布が拡大しています。

オオキンケイギクとは

オオキンケイギクは、北米原産の多年草で、5月~7月にかけて黄色のコスモスに似た花を咲かせます。強靱でよく生育することから、かつては工事の際の法面緑化に使用されたり、苗が販売されたりしていました。しかし、あまりに強く、一旦定着してしまうと在来の野草の生育場所を奪い、周囲の環境を一変させてしまうため、環境省が平成18年に外来種生物法に基づく特定外来生物に指定し、生きたままの運搬や栽培、譲渡などが原則として禁止されました。

【片品村で実際に咲いているオオキンケイギク】

オオキンケイギクの駆除と草木染め体験

草木染め体験では、事前に申込みをしていただいた22名の村民の皆様にご参加いただき、片品村須賀川地区にて環境省片品自然保護官事務所の指導のもと、オオキンケイギクの駆除作業を行いました。

【オオキンケイギクの駆除作業の様子】


オオキンケイギクを駆除した後は、片品村役場2階会議室に移動して草木染め体験を行いました。駆除したオオキンケイギクをそれぞれ布に並べ、巻いて蒸すことにより綺麗な草木染めが完成しました。

【駆除したオオキンケイギクを使った草木染め体験の様子】

片品村では今後も尾瀬かたしなゼロカーボンパーク実行委員会にて自然に配慮した循環型社会の形成を推進していきます。

尾瀬かたしなゼロカーボンパーク実行委員会事務局

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